木村邸について


明治14年建築。隣家同じく廻船問屋であった藤内家が建てた商家を、

木村家が購入。木村家は三津浜で10代にわたり廻船問屋を営む商家で、

前の当主であった木村又三郎は町会議員や、三津浜銀行創立者としても活躍した。


入り口の一枚板を使った扉・タタキのセメント模様


二階へ上がる階段箪笥


二階の板間の梁(これだけ大きな梁はなかなか見られません!)


1階、2階の床の間の明かり取りの窓


トイレや風呂場

 女の子が生まれたのを祝って作られた風呂場には、珍しい蝙蝠柄のタイルが誂えられ、

湯気抜きと明り取りを兼ねた天窓の仕事は見事。


井戸が残る台所


二階障子のピンホール像

偶然雨戸に空いた穴がピンホールカメラの原理により、外の風景が天地逆さに結像し

手前の障子に投影され、幻想的な光景となります。


現在 ボランティアによって管理・運営されており、

第2・4土曜日(冬期は休業)にカフェとしてOPENしております。